2010.10.10 カテゴリー : オーナーだより

立体造形物や立体看板を作るお仕事をされているご主人、看板をアンティーク調に仕上げるなんてことは、お手のもの。。。

CL-7 奈良県北葛城郡広陵町 T邸

ぽかぽか陽気にそよ風が心地いい、そんな日にお邪魔したのは、奈良県北葛城郡でカントリーカットログハウスにお住まいのT様邸。遠目にみてもわかるくらい、面白そうなものがあちらこちらに置いてあり、同行していたスタッフNと2人で興奮気味のまま、インタビューは始まりました。

なんでもBESSに興味をもっていただいたのは、雑誌でワンダーデバイスを見たのがきっかけで、どんな家だろうかと展示場にお越しになられたところ、カントリーカットログハウスに惚れてしまったそうです。そんなお話を聞きながら、ぐるりと室内を見渡してみると・・・なるほど。まるで展示場かと思うほど絶妙の配置で、インテリアや雑貨がいい空気を漂わせているではありませんか。

玄関には音楽が好きなT様らしく、LP盤とお気に入りの靴を飾ることのできる棚がお出迎え。階段の踊り場にはアンティークな看板が置いてあり、横にバーンウッドがたて掛けられて・・・思わず「これって高いんですよね?」と聞いてしまいました。ところが、返ってきたお返事は、「いえ、作りました」や「捨ててあったものですよ(笑)」「もともと廃材なんです」などなど。

お話を聞くと、ご主人は立体造形物や立体看板を作るお仕事をしていらっしゃる関係上、看板をアンティーク調に仕上げるなんてことは、お手のものなんだそうです。─とはいってもサーフボードでベンチを作っちゃうなんて、アイデアの勝利です!(ちなみにサーフィンはされないそうです)もはや「これは~で買いました」の言葉が懐かしい状況。これは違うだろう!と「さすがにこの食器は無理でしょう」と聞くや否や、奥様から「趣味で陶芸やってたことがあるんです」の一言・・・もう降参です。

そんなお二人なら趣味もたくさんあるのでは!とお聞きしたところ、「う~ん、趣味と言われても・・・しいて言うならトレッキング?」と意外な反応。と思いきや、生活の中で興味が湧いたことをやっているので、特別、趣味と意識してやってないとの言葉に、スタッフ2人そろってじんわり感動。

できることは自分でやって、そこにこだわりの物を織り交ぜていくライフスタイル。DIYは日曜大工のイメージが先行しますが、背伸びをするのではなく、自分達のペースで楽しみながら生活を創っていらっしゃるこの姿こそが、DIYなんだとあらためて感じました。

このところ冬の足音が聴こえてきて、お伺いした頃は、まだお使いになったことのなかった薪ストーブの出番もそろそろですね。遠く展示場からでも、その様子を思い浮かべるだけで、なんだか嬉しくなってしまうような、笑顔のチャーミングなT様ご夫妻。この場を借りて告白しますが、スタッフN共々、お邪魔でなければ帰りたくないほど、くつろがせていただきました・・・。

今度展示場に遊びにいらした時には、もっとお話をしたくなる、素敵な空気をお持ちのご夫婦でした。

レポーター ぼん

休日は古墳まで散歩も。歴史のムードがほのかに漂う新興住宅地にあるT様邸


こだわりのさりげなさがとても素敵なT様ご夫妻。お気に入りの階段踊り場を
バックに撮影


ご主人お気に入りの踊り場スペース
立て掛けたバーンウッドがいい味だしてます


レンガはガラス炉でつかっていたものを使用


「かわいいっ♪」と思わず口にしたくなるデッキスペース

延床面積:34.23坪 / 用途:自宅

PAGE TOP